2017年7月27日木曜日

特別企画展のお知らせ(白河集古苑)


みなさん、こんにちは。
まちブロです。

今回は、展覧会のお知らせです。
現在城山公園内にある白河集古苑の阿部家名品館では、「伝来の遺宝とゆかりの刀剣」が開催されています。
会場では、白河藩主阿部家伝来の刀剣や、白河ゆかりの刀剣を展示しています。 なかでも、「刀 無銘(名物 横須賀江)」(かたな むめい めいぶつ よこすかごう)は、8代将軍徳川吉宗の命で編さんされた『享保名物帖』(きょうほうめいぶつちょう)にも掲載される名物刀剣で、国認定重要美術品となっています。

○刀の鑑賞のしかた
日本刀の展示では、上からスポットライトを当てて、刀身の「刃紋」(はもん)が見やすいようにセットしてあります。刃紋は刀を鍛える時に出来る模様で、その美しさが刀剣の評価基準の一つとなっています。ご観覧の際は、どうぞじっくりとご覧ください。

○写真撮影  
集古苑は、一部をのぞき展示品の撮影が可能となりました(特別企画展等をのぞく)。詳しくは、会場にてご確認下さい。

開催期間:平成29年7月7日(金)~平成29年9月3日(日)
開館時間:午前9時~午後4時
休館日:毎週月曜日 
入館料:大人320円、小中高生100円
※毎週土曜日は小中高生無料
詳しくは市HP(←こちらをクリック)をご覧ください。


○関連展示
同館の結城家古文書館では、「重要文化財 白河結城家文書と中世の美術」と題し、中世白河を治めた白河結城家に伝来する中世の古文書や関連の美術品を展示しています。
また、白河市歴史民俗資料館(白河市中田7-1)では、特集展示「楯無鎧写(たてなしのよろいうつし)と白河ゆかりの刀剣」と題し、国指定、市指定重要文化財を含む白河ゆかりの神社の武具を展示しています。
こちらもあわせてご覧ください。(歴史民俗資料館の展示は平成29年8月27日(日)まで)

○次回展示予定
特別企画展「文晁門人 蒲生羅漢」(ぶんちょうもんじん がもうらかん) 白河ゆかりの江戸時代の画家、蒲生羅漢がテーマの展覧会です。新発見資料を含め、白河のまちに多くの作品をのこした羅漢の業績をご紹介します。
開催期間:9月16日(土)~11月5日(日)
開催場所:白河集古苑 ※詳細は後日市HPにてお知らせします。

(投稿者:文化財課 文化財保護係)