2024年12月24日火曜日

368日ぶりの復活(白河かるた原画展)

みなさんこんにちは、まちブロです。
突然ですが、皆さんはこの人物をご存知ですか?
答えは、「吉田林右衛門(よしだりんえもん)」です。知っていた、という方は相当のしらかわ通とお見受けします。是非『しらかわ検定』に挑戦してみて下さい!(毎年7月に開催しています)
(※吉田林右衛門は、19世紀前半に越後高田藩から奉行として東地域の釜子に派遣された。(当時、西白河郡や岩瀬郡周辺は越後高田藩の飛領であり、釜子に陣屋が置かれていた) 彼は子育てのための資金援助や、生活難の人にお金を貸すなどの政策を行った)

ちなみに私は、白河かるたに関わるまでは御仁を知りませんでした...

しかし私は知っています。今これを読んでいる皆さんに、「白河かるたって何?」という疑問符が浮かんでいることを。

そう、これは20234月に発売を開始した、白河のご当地かるたなのです!
初めて知ったという方、市内15ヶ所にて税込み1,000円で販売しております。思い立ったが吉日、これを機に手に入れませう。
すでに知っているという方は、「かるたはお腹いっぱい」と言ってブラウザバックせず、もうしばらくお付き合い下さい。

何といま、かるたの絵札の基となった原画を、マイタウン白河で展示しております!
この原画展、場所や期間を事前に告知しない完全ゲリラ開催のため、出会えた方はラッキーなイベントなのです。

ちなみに、最後に開催したのが去年の1112日から1210日の間の中山義秀記念文学館ですので、トウカイテイオーを思わせる、まさに1年ぶりの復活です。(なんという奇跡!)

あ~わの順に、全44枚の原画を展示しています。線画の跡””絵具の塗り“表面の凹凸”を鑑賞できるのは原画展ならでは。皆さんのお気に入りの一枚を見つけてみてはいかがでしょうか。(この機会を逃すと、次の開催はいつになるのか...)

私のお気に入りは「う」の絵です。かつて白河で開催されていた馬市の様子を描いたものですが、栃栗毛の馬体に白い流星がサッカーボーイを彷彿とさせます。
そしてちらりと宣伝していますが、第2回白河かるた大会が令和728()に、白河市中央体育館で開催されます!参加者募集中です。小学生の皆さん、ご参加の程おたのもうします。
※申し込みはこちら

今回の年末年始はロングバケーションになるそうです。一句したため、絵を描いてみる粋な年越しもいかが?

「酔いの宵 夜のしじまに しじみ汁」 二日酔いのニューイヤー(駅伝)

●原画展開催期間:令和61211日~令和719

(まちづくり支援係:滝代)

2024年12月12日木曜日

白河駅前イルミネーションにビッグ〇〇〇登場!

  みなさんこんばんは、まちブロです。(今回は白河駅前イルミネーションがテーマなので、“こんばんは“にしてみました。)
 今回は、126日に開催されました白河駅前イルミネーション「みんなのヒカリ2024」点灯式の様子をお伝えします。
 毎年恒例の白河駅前イルミネーションは、今回で16年目となりました。白河駅前を彩る冬の風物詩として、まちブロ読者であるみなさんの間でもすっかり定着したイベントになっているのではないでしょうか。
 当日は非常に厳しい寒さでしたが、点灯前から多くの人で賑わっており、特にペットボトルツリー周辺を元気に走り回る子どもたちの姿が印象的でした。

 寒さを堪え、ついに点灯の時間です。
 54321、点灯!
 来賓の方々により、点灯のスイッチが押されると、駅周辺が一斉に温かい光で包まれました。

 白河駅前ロータリーはリノベーション改修中のため、昨年よりも設置できる電飾は少なくなりましたが、
イベント広場から図書館へ向かうアプローチの光のトンネルや、
イベント広場のペットボトルツリー中央部に設置された「ビッグツリー」(かなりの存在感!)によって、より華やかさを増していました。恒例のイルミネーションにおいても新たな取組があり、変化を楽しむことができました。
【ビッグツリーの大きさは昼間に撮影した比較画像からご確認ください】


 また、同時開催された白河商工会議所青年部による「しらかわ冬のグルメフェス」では、地元団体やキッチンカーによる食べ物の提供が行われており、甘酒や豚汁など、冷えた体に染み渡る温かい食べ物が多くありました。寒い夜には、こうした温かいものが嬉しいですね。
 5台あったキッチンカーも、ピザやケバブ、クレープ、パスタ、カレーなど、種類も豊富で長蛇の列でした、、、。たくさん並んでありつけた食べ物は、何倍も美味い!


 ここで、お知らせです!
 白河駅前イルミネーションフォトコンテストを今年も開催中です。各種SNSInstagramXFacebook)から応募が可能ですので、すでに写真を撮った方、これから撮る予定のある方はぜひ奮ってご参加ください!
※参加方法は、白河商工会議所Instagramからご確認ください。

 何かと忙しくなりがちな年末は、出かけることさえ億劫に感じてしまいますが、お仕事帰りにゆっくりとお一人で、ご家族みんなの思い出作りで、恋人との素敵なひとときで、この時期だけの特別な白河駅前をお楽しみください!

【白河駅前イルミネーション】
期間:令和6126日(金)~7131日(金)
時間:午後5時~午前0
 
(まちづくり推進係:岩本)

2024年12月4日水曜日

この価格でこの美味さ!?「大衆酒場 軣」のランチレポート

みなさんこんにちは、まちブロです。

 本日は、楽蔵の新店舗、大衆酒場 軣(TODOROKI)のランチレポートです。

オープンからすでに4か月以上が経過し、これまでに「楽蔵ビアガーデン」や「台湾夜市」などのイベントに出店されていたため、新店舗というのも失礼なほど、みなさんの間では定着しているお店かもしれません。

 食欲の秋は過ぎて冬に突入していますが、それでもやっぱりお昼になれば腹ペコです。ランチを求めて、少し早足になりながら楽蔵へ。
店舗前に到着!
 入口の扉に手書きされた、おすすめメニューや「ちょっとよってかっし~ うめぇもんくっていくべ!」のメッセージなどのオリジナル感が最高です。
 そしてホッピーが飲めるということで、これまた最高。(ホッピーは別の機会に)
 
 ちなみにこちらの建物は、

歴史的風致維持建造物に指定されています。
※歴史的建造物に、ご興味のある方は上のリンク先(市ホームページ)へお進みください。
 もともとは明治45年に呉服店の店舗として建築されましたが、その後は旧商工会議所の事務所となり、現在は楽蔵の店舗として活用されています。
 築100年を越えた今でも、このように店舗として使用できることに、当時の建築技術の高さを感じます。
扉に書かれた指示通りに「とびらを引」いて入店。
店舗内の様子は、こちらです。
 壁にかけられた昔懐かしいレコードのジャケットや、こだわりが感じられる照明が、良い雰囲気を演出しています。

ゆっくりくつろげそうな、一番奥の席に座りました。
 ランチメニューはこちらです。
毎食でも飽きないくらい、からあげが好きな私は、鶏から定食に即決です。

注文後、ふと、天井を見上げてみると、、、
天井は、格式高い建物に用いられる「格(ごう)天井」で、この場の雰囲気をより引き立たせていました。
 歴史的建造物の特徴がいい仕事をしていますね。
 
また、ランチ以外のメニューを眺めていると、
メニューのひとつに「もちチーズ磯部揚げ」がありました。
 これは、以前昭和町で営業していた「やまだや」にあった人気メニューで、やまだやのシェフから伝授され、こちらで提供しているそうです。
 常連客だった方にとって、閉店してしまったお店の味を、違うお店で再び楽しめることは、そこで過ごした懐かしい思い出を感じられるようで、とても喜ばしいことだと思います。
 
と、そんなことを考えているうちに、定食の到着!
この見た目だけで、美味しさ確定です。
それではいただきます。ベジファーストを無視し、一口目はまず「からあげ」から。
「カリッ、じゅわぁぁぁ」系の極上な鶏からで、パンチが効いた生姜の風味も含めて、空腹な私が求めていた味でした。
また、豚汁や豆腐、漬物もセットなのが、嬉しいですね。
二口目以降は、考える間もなく、あっという間に完食してしまいました。

ちなみに一緒に行った、先輩のMさんとTさんは、豚キムチ定食を注文していたので、写真を撮らせていただきました。
鶏からの注文に後悔はありませんが、こちらもボリューム満点で、美味しそうでした。
食べ終わった後、店長の熊田さんに、まちブロ読者のみなさんに一言!とお願いすると、「めっちゃ安いので、ぜひみなさん来てください!」とメッセージをいただきました。
たしかに、これだけ充実した鶏から定食で800円(豚キムチ定食:880円)だったり、ランチドリンクは数あるソフトドリンクのメニューから選べて100円だったりと、最近の物価高騰のなかで、大変お財布に優しい値段設定でした。

さらに、年末年始頃までの平日(月・水・木)限定で、サワー祭りを開催しているそうです!
開催期間は、何日までとは決まっていないそうなので、ぜひお早めに!
 
 フレッシュな熊田店長(20代!)のこれからの活躍に大注目です!
 
 
【店舗の情報】
店舗名:大衆酒場 軣TODOROKI
住所:白河市中町65 楽蔵内
営業時間:ランチ11001300 ラストオーダー1300
    (火曜及び土・日・祝はランチ営業なし
    定休日火曜日 ディナー17002400 ラストオーダー2330
電話番号:0248-21-8955

(まちづくり推進係:岩本)

2024年11月28日木曜日

マイタウンのあれこれ(DIY作品展示会)

みなさんこんにちは、まちブロです。
 
 本日は、マイタウン白河で「DIY作品展示会」が開催されていたので、その様子をご紹介します。



こちらで展示されている作品は、マイタウン前にある「しらかわDIY工房380」さんで制作されたものです。
 
 「しらかわDIY工房380」は、合戦坂に事業所を構える宮尾塗工さん(“380“はそういうことだったのか~)が、かつて和装屋だった空き店舗を改修した工房です。先日1123日でオープンから1年が経ちました。1周年、おめでとうございます

 店内には、工具が使えるDIYスペース(基本料金600/1時間)が設置されているほか、工具類のレンタルサービス(有料)もあり、気軽に楽しむことができます。
自宅に工具がないことを理由に、ちょっとしたDIYを諦めていた方にとって、とてもありがたいお店ですね。こういった特徴のお店はありそうでなかったものだと感じます。
 
 工房では、通常営業に加えて、ワークショップを定期的に開催しており、その作品がこちらです。





芸術的センスがない私にとっては、そこに並んでいるすべてがプロ級の作品に感じられました。
ここに展示されていた、しめ縄のリースなど、季節が感じられる作品を自宅に飾ることで、日々の生活がより彩りのあるものになりそうですね。
 
 工房では、12月にヒンメリやミニ門松(予約制)のワークショップを予定されているそうです。ヒンメリ(※)のワークショップも予約優先でのご案内になるそうなので、参加ご希望の方は、電話(0120-145-380:宮尾塗工)またはInstagram公式ラインから、ぜひご予約ください。
 
※ヒンメリ:ライ麦に糸を通して八面体に仕上げられたフィンランドの装飾品です
      (次の画像をご覧ください)

 
また、マイタウン白河では、1階ギャラリーにて121日(日)までの写真展が開催中です。さらに、エントランスでのクリスマス飾り(被り物もあるよ)も楽しめますよ。

 



ここで知らせです。マイタウンでは、111日(1(ワン)1(ワン)1(ワン)の日)の語呂合わせにちなみ、犬のフォトコンテストの写真を募集中です。みなさんご自慢の愛犬の写真をぜひご応募ください!



 今週末はぜひ、マイタウン白河にお立ち寄りください!
 
(まちづくり推進係:岩本)


2024年11月19日火曜日

やんたがわチルコーヒー☕

みなさんこんにちは、まちブロです。

みなさんは、白河市新蔵町で月に1度だけ開かれる“コーヒーショップ“、「やんたがわチルコーヒー」をご存知ですか?

新聞やテレビでも度々取り上げられているため、実際に行ったことがあるという方も多いのではないでしょうか。
 
やんたがわチルコーヒーの特徴は、コーヒーを作るのに必要な手順「焙煎→ミル→ドリップ」をすべて体験できることで、本家富川屋染物店の蔵座敷と目の前を流れる谷津田川を眺めながら、ゆったりと過ごす休日のひとときは最高な贅沢だと感じます。
 
1116日のチルコーヒーに到着したのは午後4時頃。とても11月中旬とは思えないほどの気温の高さで、上着がいらないくらいでした。

看板のすぐ近くでは、蚤の市が行われていました。





売られている商品の中には、富川屋さんの蔵に残されていたという年代物のお宝が多数並んでいました。
蔵の中から見つかったお宝ってだけで、これまでの長い歴史を感じますね。
が、ここに並んでいるような着物が似合う大人になるには、まだまだ時間がかかりそうです。
 
暗くなってしまう前にメインのコーヒー焙煎に移りたいと思います。

コーヒー豆が2種類から選べるということでしたが、残りが1杯分しかないプレミア感で、写真左側の豆をいただくことにしました。

セルフ焙煎の説明のほか、スタッフの方による丁寧なレクチャーを受けられますので、初めての方でも安心です。

豆を手網に入れて、それではスタート!

しばらく揺すっていると、パチパチとはじける音が鳴り始めました。
“1ハゼ(爆ぜ)”と言い、順調に焙煎が進んでいるそうです。
だんだんと腕に疲れが溜まってきたので、逆の手に持ち替えながら、根気強く炒り続けます。

すると、次は少し小さな音がしてきました。
こちらは“2ハゼ(爆ぜ)”と言い、コーヒー豆が十分に膨らんできた証拠です。

「ぜひ完成した豆をそのまま一粒食べてみてください」ということで、食べてみると、コーヒー豆の濃厚な味がダイレクトに感じられました。さらに深煎りにしていくと、この味もより濃くなっていくそうです。

続いてコーヒーミルで、豆を挽いていきます。時計回りにハンドルを回していき、刃が豆に当たる感覚がなくなれば完了。
 
続いては、最終工程のドリップです。

コーヒーフィルターに挽いた豆を入れて、ドリップスタート。
まずは全体にお湯を注いで蒸らします。その後は、“の“の字を書くようにゆっくりと注ぎます。

そして、ついに完成しました。
まずは、出来たてを一口。
私は、日常的にコーヒーは飲みませんが、手作りコーヒーのコクの深さに我ながら感激してしまいました。
 
コーヒーを片手に外のベンチに座っていたところ、スタッフの方から「蔵座敷の2階も良かったらぜひ行ってみてください!」とお声がけいただきましたので、行ってみることにしました。

この写真が1階の和室です。ここから奥の部屋の、、、

階段から2階に上がります。

2階の様子がこちらです。
上ってくる階段、そして2階の雰囲気が、なんとも言えない隠れ家感があって、最高に“チル”な空間でした。
ちなみに、2階から見た谷津田川の景色も最高でしたが、その様子はぜひみなさんご自身の目でご覧ください!(写真の撮り漏れです)

外に出るとあたりはすっかり暗くなっていて、テントの照明が落ち着く雰囲気に感じました。
さて、次回のやんたがわチルコーヒーは、1214日(土)に開催されます。
この日は、燻製のワークショップ(
事前申込制)も行われるそうですよ~
ぜひセルフの焙煎コーヒーとご一緒に楽しんでみてください。
詳しい情報は、こちらのInstagramからご確認ください!


 

(まちづくり推進係:岩本)