本日は、桜が満開の城山公園で開催された「白河小峰城さくらまつり」に行ってきました。
今年はなんと、大河ドラマ『べらぼう』で田安賢丸(のちの白河藩主松平定信)を演じている、俳優の寺田心さんがイベントに出演されるということで、あいにくの雨模様にもかかわらず、多くの来場者でにぎわっていました。
会場に到着して間もなく、寺田心さんのトークショーがスタート。
会場MCの提案で、登場時には松平定信公にちなみ「若殿!」と会場全体で呼びかけると、一体感のある温かい雰囲気が広がりました。
トークショーでは、大河ドラマの撮影秘話やプライベートなお話まで、普段のインタビューでは聞けないような話を聞くことができ、とても楽しめました。
言葉を選びながら丁寧に話す姿は、とても16歳とは思えないほどしっかりとしていて、印象的でした。
大河ドラマを通じて白河とのご縁ができた寺田さん。これからも応援していきたいですね。
続いて、りぶらん(図書館)前では一転、緊張感のある雰囲気に。

駅前イベント広場での出陣式を経て、小峰城へと行進。

寺田心さんと白河市長による「入城を差し許す!」の宣言のもと、武者たちは城内へと進みました。
芝生エリアに到着すると、いよいよ火縄銃の演武がスタート。
「放て!」という保存会会長・寺田さん(偶然にも本日二人目の“寺田さん”)の掛け声とともに、次々と火縄銃が発射されていきます。

会長の説明によれば、火薬を使用するための届け出の関係上、雨天でも指定日に火薬を使い切る必要があるとのこと。
雨足が強まる中でも、勢いよく響く発砲音には迫力があり、さすがの一言でした。
今年で結成50年を迎える川越藩火縄銃鉄砲隊保存会。これまで無事故で活動を続けてこられたことは本当に素晴らしいですね。これからも安全第一で、全国各地で活躍されることを期待しています。
演武が終わり、寺田心さんは「江戸へ戻られる」とのことで、ここでご退席。
『べらぼう』での活躍もますます楽しみです。ぜひまた白河にお越しください!
最後に立ち寄ったのは、特設ブースで行われていた「清水門瓦記名会」。

こちらは、現在復元が進められている清水門で使用される瓦に、メッセージや名前を書き込める取り組みです。
これまで何度か開催されていたものの、都合が合わず参加できずにいましたが、ようやく念願叶っての参加となりました。

少し大げさに書いてしまった感はありますが、「清水門、そしてまちブロが長く続いてほしい」という思いを瓦に込めました。
まちブロは何百年と続くものではないかもしれませんが、その存在が、清水門の一部として生き続けていってほしいと思います。
そして瓦記名会は、秋頃にも開催を予定(日程未定/予定が決まり次第、市ホームページ等でお知らせします。)しているそうなので、ご興味のある方は、ぜひ参加してみてくださいね。
・・・と、振り返ってみると桜の話題がほとんどない、さくらまつりのブログになってしまいましたが(笑)、まだ小峰城の桜をご覧になっていない方は、ぜひお早めに。そして、来年の小峰城さくらまつりにも、ぜひ足を運んでみてください!

また、白河小峰城さくらまつり実行委員会では、「白河桜フォトコンテスト」を開催中です。
今年撮影した白河市内の桜(小峰城に限らず)の写真で、渾身の一枚をお持ちの方は、白河観光物産協会のホームページをご覧いただき、ぜひご応募ください!
(まちづくり推進係:岩本)