市内の歴史ある寺院を深く知っていただこうと昨年スタートした
『街なか定期座禅会』ですが、前回の大統寺で開始から1周年を
迎え、実行委員会に加盟する全ての寺院で座禅会を開催すること
ができました。
これも参加者の皆さん、そしてご協力いただいているお寺様の
おかげと感謝しております。ありがとうございます。
ということで、今回はこれまでに開催された座禅会の様子を紹介
するとともに、来年1月に開催される座禅会をご案内したいと思います。
■平成26年11月
記念すべき、第1回目の座禅会は、巡り矢にある萬持寺で開催
しました。(こちら)
曹洞宗の座禅の特徴である『只管打坐(しかんたざ)』
などを学びました。
■平成27年2月
第2回目の座禅会は、本町北裏の長寿院で開催されました。
(こちら)
朝粥体験を開催し、禅宗の食事作法なども学びました。
■平成27年5月
年度が替わり、第1回目の座禅会は、向新蔵にある龍興寺にて
開催されました。(こちら)
座禅会に先立って、副住職より黄檗宗総本山の万福寺で朝と夜に
唱えられるという『巡照の偈(じゅんしょうのげ)』を実演して
いただきました。
■平成27年7月
第2回目の座禅会は、愛宕町にある関川寺で開催されました。
(こちら)
関川寺には、禅の修業を行う堂(禅堂)があり、厳かな雰囲気
漂う禅堂で座禅を組ませていただきました。
■平成27年9月
第3回目の座禅会は、向寺にある聯芳寺で開催されました。
聯芳寺では、座禅をするための心得である「三調」などを学びました。
①「調身(姿勢を調える)」
②「調息(呼吸を整える)」
③「調心(心の乱れを調える)」
■平成27年11月
第4回目の座禅会は、馬町にある大統寺で開催されました。
大統寺では、市の重要文化財にも指定されている
「絹本著色仏涅槃図(けんぽんちゃくしょくぶつねはんず)」を
所有されており、座禅作法と併せて涅槃図についてもご住職より
ご説明いただきました。
※涅槃図: 沙羅双樹(さらそうじゅ)の下で入滅する釈迦の姿を描いたもの。
今後も、座禅に限らず、お寺でしか体験できないような内容を
盛り込んでいきたいと思いますので、よろしくお願いします。
さて、次回の座禅会は、1月24日(日)巡り矢の萬持寺にて
開催されます。
参加を希望される方は、下記までご連絡ください。
皆様の参加をお待ちしています。
【お申込み・問い合わせ】
白河市まちづくり推進課 事業係
電話 0248-22-1111(内線2743)
(投稿者:事業係 深谷剛)
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