2016年8月17日水曜日

白河市の建物の魅力(職場体験)

みなさんこんにちは。

インターンシップの一環で、
白河市役所まちづくり推進課さんにお世話になっている、
福島工業高等専門学校4年の班目実香です。
 今回は、白河市の建物の魅力について紹介します。
白河市は、近代から江戸時代を
思い出させるような建物が数多く存在します。
たくさんある建物の中から、
いくつかピックアップして紹介していきます。

まずは、白河ハリストス正教会です。
この建物は大正4年(1915年)に建築されました。
ギリシャ正教の教会で、
全体的にはビザンチン様式の雰囲気を漂わせています。

白河ハリストス正教会から少し歩くと、
中町の複合施設「楽蔵(らくら)」内に
旧商工会建物があります。
この建物は明治45年(1822年)に津野呉服店として建てられ、
その後民間企業や商工会議所として利用されていました。
現在この建物は、1階は飲食店、2階は白河戊辰見聞館
として利用されています。
この建物は明治時代に建てられたことから、
白河市が「歴史的風致形成建造物」として指定しています。
実は、「歴史的風致形成建造物」として指定されると、
このような金のプレートが建物に設置され、
白河市が建物の保全や活用に努めます。
このようにして何百年も原型を留めたまま残っているのですね!

ここから白河駅へ向かいます。
白河駅は、大正10年(1911年)に建設されました。
日本有数の木造駅舎であり、
東北の駅100選にも選ばれています!
白河駅の中に入り、入り口の上のほうを見上げると
このようなステンドグラスがあります。
とてもきれいですよね!
白河駅の構内はとても落ち着いており、
隣接されているカフェとも雰囲気が合っていました!

次に、白河市立図書館を訪れました。
夏休み期間中ということで
たくさんの市民の方がいらっしゃいました。
そして、みなさんご存知でしたか?
図書館内の床は白河石でできているんです!
図書館の細かな部分まで
白河のものが利用されているんですね…!

そして、現在建設中の
白河文化交流館(通称 コミネス)を訪れました。
コミネスは白河の歴史を継承しながら、
未来を築くためのデザインとなっています。
また建物内は、大ホール・小ホール・会議室などが
設置される予定です!
このコミネスは今年の10月23日に開館されます!
皆さん開館後、ぜひ足を運んでみてくださいね(^o^)

最後に小峰城を訪れました。
小峰城の三重櫓は慶応4(1868年)に大部分が
なくなりましたが、平成3年(1991年)に復元されました。
しかしなぜこんなに細部まで再現できたのでしょうか?
実は、この三重櫓の詳細な図面が現代まで残っていたため、
その図面通りに忠実に復元できたのです!

実は、私は県南出身でよく白河市に訪れていました。
しかし、改めて市内を散策してみると
訪れたことのない場所が多く、白河市のことを知っていると
思っていましたが全然分かりませんでした(o_o)
皆さんもぜひ白河市内を散策して
歴史が深い白河市の名所を発見してみませんか?

(福島工業高等専門学校 4年 班目実香(まだらめみか))

2 件のコメント:

  1. 商工会と商工会議所は別の団体なので「旧商工会」で合っているのでしょうか?

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    1. こちらの確認不足により、誤標記をしてしまいまして申し訳ありません。
      匿名様のご指摘通り、『旧商工会議所建造物』が正しい標記となります。
      お侘びして訂正いたします。

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