こんにちは。まちブロです。
5月29日に行われました「令和8年度 春のぐるり白河文化遺産ツアー ~だるまに福を描いて、まちあるき~」に同行してきました!
この”ぐるり白河文化遺産ツアー”は、約半日で市内の文化財などを巡るもので、毎年、春と秋の2回行われています。毎回テーマや趣向を変えており、一期一会のツアーになっています。令和8年の春は、副題にあるとおり、だるまの絵付け体験を組み込んだ、街中の文化遺産を巡るツアーでした。
当日は8時50分に市役所で受付を行い、出発式を挟んで、9時に出発!
班に随行してくださるガイドさんの説明を聞きながら、まずは市役所から歩いて10分ほど、本町にある『大谷忠吉本店』に向かいます。
天気にも恵まれ、途中の小峰通りのバラがとてもキレイでした。(5月23日に行われた”バラまつり”も盛況でしたね)
「大谷忠吉本店」に到着して、漆喰塗の美しい蔵を従えたお店の姿を見ると白河市が城下町であったことを思い出します。奥にある酒造やレンガ造りの煙突などの一連の建造物群は明治12年(147年前)の創業ごろに建築されたもので、今回は特別にそれらを案内していただけるとのこと!…お店の横の小さな門をくぐり奥へと進みます。
現在も現役で使われている蔵の中に入ると、当時の面影が残る内部に147年という数字が現実味を帯びてきます。(太い―本木の梁などは、現在ではなかなかお目にかかれない代物です)そのまま進むと、巨大ホーロータンクや現代の設備が有ったり…明治から現代までの時代の歩みが垣間見れます。
さらに奥に進み、中庭のようなところに出ると、青空の元、レンガ造りの煙突が出迎えてくれます。今は使用されていないとのことですが、その存在感がこの一連の建造物群の歴史を物語ってくれます。
最後にお店に戻り、案内してくれた五代目当主のお話を聞きます。有名な詩人の萩原朔太郎氏の奥様の生家ということで、ゆかりのものが置かれてあったり、建物だけでは無い歴史もぎゅっと詰まったこの場所に驚くばかりでした。
普段は建物の案内は行っていませんが、お酒の販売は行われていますので、ぜひお酒を通して歴史を感じてみるのはいかかでしょうか?
さて、1件目から密度の濃い内容でしたが、次も白河の歴史文化を語る上では外せない名所「旧脇本陣柳屋旅館蔵座敷」です。先の「大谷忠吉本店」から歩いてすぐ本町集会所の隣に位置する、文化元年(約220年前)に建てられた古い蔵座敷になります。
戊辰戦争の際には新選組が、その後1881年に東北巡幸の際に明治天皇が宿泊されたとの事。(戊辰戦争の時には、斎藤一が白河に来ていたので、宿泊していたかもしれません)庭にある「明治天皇白河行在所附御膳水」と刻まれた石碑の文字は、東郷平八郎の書だとか…歴史が苦手科目だった自分でも知っている名前が出てきて、歴史で横殴りにされた気分です。
地元の建築士さんによるガイド付きで、蔵座敷を鑑賞していきます。
平成27年~平成30年にかけて修復工事が行われ、明治天皇が宿泊された当時の姿がよみがえっています。蔵座敷は大きく3室に分かれており、一番奥の座敷は玉座の間と呼ばれ、床の間、違い棚、付け書院を兼ね備えた本格的な書院空間となっています。玉座の間は8畳とコンパクトではありますが、一般のお座敷と比べると豪華な造りで、中に入るとなんだか厳かな気分になります。
こんな歴史好きな人にも自慢できるような名所が、まちなかのふらっと立ち寄れる場所にあるなんて、おそるべし白河。
※「旧脇本陣柳屋旅館蔵座敷」は貸切時と定休日(毎週月曜日)を除き、10時から16時まで一般公開(無料)されており、蔵座敷内部も気軽に鑑賞できます。
まだまだツアーは続きますが、一回の投稿では収まりきらないため、この投稿は①とし続きは②で投稿したいと思います。
(歴史まちづくり係 山田)










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