2024年10月17日木曜日

白河まちなか音楽3Days2024 ~2日目~(1/2)

みなさんこんにちは、まちブロです。
本日は、"白河まちなか音楽3Days2024"2日目の様子を2回に分けてお伝えします。
この日(1013)は、3連休の中日。数日前までは雨模様が続いていましたが、カラッとした晴天に恵まれた連休となりました。

お昼を挟むまちなか音楽を前に、まずは駅前イベント広場で開催されていた"しらかわマルシェ"で軽めの食事を。
1ヶ所目の演奏開始まで時間がなかったので、限定のしゅうまいバーガー(二ノ丸茶屋)とす〜う甘酒ぜりー(鈴木糀店)でクイックチャージ!


しゅうまいバーガーは、白河市のご当地バーガー「だるまバーガー」の限定版で、これまで白河実業高校とコラボしたヤンニョムチキンバーガーがありましたが、今回は王王楼さんとのコラボが実現。王王楼さんのしゅうまいといえば、「農産物ブランド 白河しろもの」で2年連続白金認証(第1位)を受賞するなど、白河市を代表するソウルフードの1つです。
今回の限定バーガーも、しゅうまいのジューシーさが若干酸味のあるソースとマッチしていて、とても美味しかったです。二ノ丸茶屋にて期間限定の販売がされていますので、みなさんも機会があれば、ぜひ召し上がってみてください!
 
まったりとしてしまいましたが、早歩きでお目当ての白河まちなか音楽3Daysへ。
 
まずはこちら

大谷忠吉本店さんで行われる、石井勇喜さんによる篠笛で、演奏曲は次のとおりです。
1 荒城の月
2 (中島みゆき)
3 雨谷の鐘 オリジナル曲
4 夕焼け小焼け
5 久慈川のシガ オリジナル曲

篠笛とは、日本の伝統的な横笛で、「篠(竹の一種)」を使って作られた笛のことです。
お祭りなどで使われる笛も篠笛とのことで、先月の提灯まつりでも常に耳にしていましたし、考えていたよりも私たちの生活に身近な楽器でした。
なお、石井さんの説明によると、お祭りに用いられる篠笛はドレミファソラシドが出ないもので陽気な音が鳴り、楽器の篠笛はドレミファソラシドが出ることによって様々な音楽に合うそうです。
演奏された5曲は、誰もがよく知る名曲からオリジナル曲、その他にもファストフード店でポテトが揚がったときに流れるお馴染みのあのメロディーまで。さらに、コンビニエンスストアの入店音なども篠笛で吹いてみるといったサービスもあり、会場は大盛り上がり!
また、オリジナル曲は、いずれも石井さんが住む塙町をテーマにしたもので、長さの異なる笛を曲中に何度も交換しながら丁寧に演奏する姿から、地元を大切にする気持ちが感じられました。
「名曲など大切なものは残るべくして残るもの」と話されていた石井さん。「雨谷の鐘」、「久慈川のシガ」が、これから先も残るべくして残っていってほしいと思いました。
 
2ヶ所目はこちら

旧脇本陣柳屋旅館蔵座敷で行われる、小林亜希子さんによる二胡で、演奏曲は次のとおりです。
1 月亮代表我的心
2 蘇州夜曲
3 黄昏のビギン
4 スカボロフェア
5 ラテン風情
6

続いて演奏される楽器は二胡(にこ)です。二胡とは、中国の伝統的な弦楽器で、2本の弦を持つ胡琴の一種です。小林さんの説明によると、2本の弦は「レ」と「ラ」の音が出るそうで、音程の調整は指の位置や力加減によって行われるそうです。
本邦初公開2曲を含む演奏された6曲も、優しいゆったりとした曲から、アップテンポでキレキレな曲まで、幅広くご披露いただきました。
私は、配布されたプログラムにある「万里の長城杯国際音楽コンクール入賞」という小林さんの経歴が気になってしまい、調べてみると…
万里の長城杯国際音楽コンクールとは、中国で開催される国際的な音楽コンクールの一つで、ピアノ、バイオリン、チェロなどの西洋楽器から、二胡や琵琶などの中国伝統楽器が対象の分野になるそうです。
国際的なコンクールで入賞した経歴をお持ちの小林さんですが、ホームページによると以前は会社勤めをされていて、この入賞をきっかけに奏者へ転向されたとあります。多彩な才能、そして新しい挑戦への決意に脱帽です。
歴史的建造物に合う曲をセレクトしたという小林さん。二胡の音色は人の声に一番近いと言われており、会場の脇本陣蔵座敷が持つ長い歴史を感じさせる雰囲気に調和し、とても癒される時間となりました。

今回は、”白河まちなか音楽3Days2024”2日目前半の様子をお伝えしました。
後半の様子は、次回のまちブロをお楽しみに!


★演奏者の情報はこちらからご覧ください
【石井勇喜】
ホームページInstagramYouTube
【小林亜希子】
ホームページInstagramYouTube
 
(まちづくり推進係:岩本)

2024年10月3日木曜日

SHIRAKAWA 日本酒で乾杯

みなさんこんにちは、まちブロです。
今回は先日、しらかわ観光ステーションで開催された、「SHIRAKAWA 日本酒で乾杯」に行ってきましたので、その様子をお伝えします。

今年で2回目となる「SHIRAKAWA 日本酒で乾杯」は、101日が日本酒の日に制定されており、当日18時の全国一斉乾杯に合わせてイベントを開催するものです。
そもそもなんで日本酒の日が、101日なのか?というところですが、9月に新米の収穫が終わり、10月から酒造りがスタートすることが由来となっているそうです。
今年は101日が火曜日。平日ということで、ゆっくりとイベントを楽しめるかと思い会場に向かってみると
到着した1730分の時点で多くの来場者で賑わっており、コンピエーニュ広場に用意されたガーデンテーブルはほぼ満席の状態でした。
なんとかお目当ての先着100名限定オリジナル枡はゲットできたので、とりあえずの目標は達成です。

もう片面はこんなデザインでした。

到着後まもなく、会場ではオープニングセレモニーの時間となりました。
白河商工会議所鈴木会頭の挨拶の中で、お酒の席では地酒で乾杯をする取り組みを続けているというお話しがあり、お酒を通じて地域がつながる、とても粋な取り組みが印象に残りました。

18時の全国一斉乾杯に向けて、振る舞い酒の配布が始まりました。

今年の振る舞い酒は千駒大吟醸、いつも大変お世話になっております。
市長の挨拶からお言葉を借りると、「お酒に酔い、白河に酔う」準備は完了です。

18
時の10秒前からのカウントダウンがあり…3,2,1

カンパーイ!

会場が一つになったハッピーな瞬間でした。

せっかくの機会なので、振る舞い酒の千駒さん以外の
2蔵元、有賀醸造さん「陣屋」と大谷忠吉本店さん「登龍」もいただくことにしました。

(登龍健児として、ここは外せない。)







また、こちらの有賀醸造合資会社の会社設立100周年&創業250周年記念酒が、1025日に販売スタートになるとのことです。
ダブルでのアニバーサリー、おめでとうございます!そして、これからもますますのご発展をお祈りしております。
詳細はこれから発表されるかと思いますが、こちらも要チェックですね。

本日は、週の序盤火曜日から充実したアフター
5となりました。
ぜひみなさんも地酒で乾杯、やってみてくださいね!
それでは、また来年の「SHIRAKAWA 日本酒で乾杯」でお会いしましょう。

(まちづくり推進係:岩本)