※「白河提灯まつり もっと面白く」とは?
まちブロをご覧のみなさんにより提灯まつりを楽しんでいただけるよう、全3回で3日間の提灯行列コースをご紹介するものです。
シリーズ化しました本投稿もついに最終回(最終日)です。
ブログを書いている現在、まだまつりは始まっていませんが、すでにまつり最終日まで来てしまった気分。あぁ、今日(今回)が終われば、まつりもあと2年後か。
さぁ最終日、気合いを入れていきますよー!
こちらは出発地点の向寺。
それではみなさん、今回は最初からあの掛け声でいきましょう。
「ヤー、ヤー、ヤー!」
また、こちらの道には当時の道幅の白線が一部残っていますが、この細い道が以前のメイン道路でした。向寺・田町に一部残る旧道が、今でもそこに来れば一瞬だけ昔にタイムスリップできる、そんな場所なのかもしれません。
東北本線のガード下をくぐり、横町へ。
ここから鹿嶋神社へ行くときに、車であればこの先の交差点を左折するのが一般的ですが、まつりの行列は宮本(桜町)の御旅所(おたびしょ)を経由しますので、ここは直進します。
横町には、豆腐屋・ラーメン屋が2軒、さらにはチェーン店のお弁当屋さんが昔はあったな〜と考えてお腹が減ってきたところで、2日目も通った本町四辻に到着です。
白河ではだるま市が有名ですが、年貢町の消防屯所脇から龍蔵寺までの通りでは「だんご市」という催しもありました。狭い通りに露店がびっしりと並んでいて、コンパクトながらも雰囲気が良く、当時子どもの私には迷子にならないことで安心して楽しめた記憶があります。
年貢町町内を進み、宮本の御旅所(おたびしょ)へ。
今日はここで終わりではなく、最終日の終点、鹿嶋神社まで参ります。
ここでお決まりの掛け声で気合いを入れ直します。「ヤー、ヤー、ヤー!」
阿武隈川から鹿嶋神社本殿前までは、一番しんどいところですが、振り返れば一瞬で、やりきった後のこの上ない達成感は何にも代え難いものがあります。
また、まつり期間中は、これまでお伝えした夜の行列に加え、2日目と3日目は昼に総町渡御が行われます。
総町渡御とは、夜は横町・田町、大町のみが担ぐことができる鹿嶋神社の神社神輿を各町が運ぶもので、夜とは違った儀式まつりの雰囲気を楽しむことができます。
以上、3回にわたった「白河提灯まつり もっと面白く」シリーズはこれにて終了となります。
書き終わった筆者にはすでにある程度の達成感がありますが、まつりの本番はこれからです。
9月13日から15日は、6年ぶりの本格開催を担う各町の勇姿をぜひ会場でご覧ください。
それでは、この長文を最後までご覧いただいたみなさんと、最後は白河提灯まつり定番の(全町)お手打ちで締めたいと思います。
よーお、シャン・シャン・シャ・シャン の シャン!
(まちづくり推進係 岩本)