2024年11月19日火曜日

やんたがわチルコーヒー☕

みなさんこんにちは、まちブロです。

みなさんは、白河市新蔵町で月に1度だけ開かれる“コーヒーショップ“、「やんたがわチルコーヒー」をご存知ですか?

新聞やテレビでも度々取り上げられているため、実際に行ったことがあるという方も多いのではないでしょうか。
 
やんたがわチルコーヒーの特徴は、コーヒーを作るのに必要な手順「焙煎→ミル→ドリップ」をすべて体験できることで、本家富川屋染物店の蔵座敷と目の前を流れる谷津田川を眺めながら、ゆったりと過ごす休日のひとときは最高な贅沢だと感じます。
 
1116日のチルコーヒーに到着したのは午後4時頃。とても11月中旬とは思えないほどの気温の高さで、上着がいらないくらいでした。

看板のすぐ近くでは、蚤の市が行われていました。





売られている商品の中には、富川屋さんの蔵に残されていたという年代物のお宝が多数並んでいました。
蔵の中から見つかったお宝ってだけで、これまでの長い歴史を感じますね。
が、ここに並んでいるような着物が似合う大人になるには、まだまだ時間がかかりそうです。
 
暗くなってしまう前にメインのコーヒー焙煎に移りたいと思います。

コーヒー豆が2種類から選べるということでしたが、残りが1杯分しかないプレミア感で、写真左側の豆をいただくことにしました。

セルフ焙煎の説明のほか、スタッフの方による丁寧なレクチャーを受けられますので、初めての方でも安心です。

豆を手網に入れて、それではスタート!

しばらく揺すっていると、パチパチとはじける音が鳴り始めました。
“1ハゼ(爆ぜ)”と言い、順調に焙煎が進んでいるそうです。
だんだんと腕に疲れが溜まってきたので、逆の手に持ち替えながら、根気強く炒り続けます。

すると、次は少し小さな音がしてきました。
こちらは“2ハゼ(爆ぜ)”と言い、コーヒー豆が十分に膨らんできた証拠です。

「ぜひ完成した豆をそのまま一粒食べてみてください」ということで、食べてみると、コーヒー豆の濃厚な味がダイレクトに感じられました。さらに深煎りにしていくと、この味もより濃くなっていくそうです。

続いてコーヒーミルで、豆を挽いていきます。時計回りにハンドルを回していき、刃が豆に当たる感覚がなくなれば完了。
 
続いては、最終工程のドリップです。

コーヒーフィルターに挽いた豆を入れて、ドリップスタート。
まずは全体にお湯を注いで蒸らします。その後は、“の“の字を書くようにゆっくりと注ぎます。

そして、ついに完成しました。
まずは、出来たてを一口。
私は、日常的にコーヒーは飲みませんが、手作りコーヒーのコクの深さに我ながら感激してしまいました。
 
コーヒーを片手に外のベンチに座っていたところ、スタッフの方から「蔵座敷の2階も良かったらぜひ行ってみてください!」とお声がけいただきましたので、行ってみることにしました。

この写真が1階の和室です。ここから奥の部屋の、、、

階段から2階に上がります。

2階の様子がこちらです。
上ってくる階段、そして2階の雰囲気が、なんとも言えない隠れ家感があって、最高に“チル”な空間でした。
ちなみに、2階から見た谷津田川の景色も最高でしたが、その様子はぜひみなさんご自身の目でご覧ください!(写真の撮り漏れです)

外に出るとあたりはすっかり暗くなっていて、テントの照明が落ち着く雰囲気に感じました。
さて、次回のやんたがわチルコーヒーは、1214日(土)に開催されます。
この日は、燻製のワークショップ(
事前申込制)も行われるそうですよ~
ぜひセルフの焙煎コーヒーとご一緒に楽しんでみてください。
詳しい情報は、こちらのInstagramからご確認ください!


 

(まちづくり推進係:岩本)

2024年10月21日月曜日

白河まちなか音楽3Days2024 ~2日目~(2/2)

みなさんこんにちは、まちブロです。

本日は"白河まちなか音楽3Days2024"2日目、後半の様子をお伝えします。
前半の様子は、前回のまちブロでお伝えしておりますので、まだチェックされていない方は、ぜひそちらもご覧ください!
(今回の投稿からご覧いただいてもお楽しみいただけます)

前回の投稿で取り上げた大谷忠吉本店、旧脇本陣蔵座敷に続きまして3ヶ所目の様子はこちら
続いて3ヶ所目はこちら


本家富川屋染物店で行われる、カウア・ニシマキさんによるウクレレで、演奏曲は次のとおりです。
カウルデオキカイ
グーチョキパーでなにつくろうからのカエルの合唱
僕らの福島 ※オリジナル曲
雪の華
神風 ※オリジナル曲
6 Dear ※アンコール曲・オリジナル曲
白河市のお隣、石川町在住のカウア・ニシマキさんですが、2012年に開かれたウクレレ大会の世界チャンピオンとのこと。ちょっと身構えてしまいそうな華々しい経歴ですが、ウクレレの良さを入れつつ、ウクレレでやらないような曲をやっていきたいと話していました。写真とか動画とかもっと撮って!と、その明るさにすぐに本人へのイメージが変わりました。
演奏された「僕らの福島」、「神風」、「Dear」は、どの曲も初めて聞く曲調でしたが、集まったみなさんからも自然と手拍子が起きるなど、音楽で会場が一つになるようなとても温かい空間でした。
普段は介護福祉士として施設で働くカウアさん。オリジナル曲作曲の背景やコメントから、福島が好きな気持ち、人に対する熱い気持ちを感じられる演奏でした。これからもウクレレ奏者と介護福祉士の二刀流でのご活躍を期待しています!
 
また、本家富川屋染物店では、やんたがわチルコーヒーも同時開催されていました。

お天気が良かったことから焙煎時間も短く、演奏が始まるまでの空き時間でハンドドリップコーヒーを体験することができました。
やんたがわチルコーヒーは、基本的に月1回の開催ですが、今月は10/26(土)にも開催されますので、ぜひこちら(Instagram)から情報をご確認ください。
 
続いて4ヶ所目はこちら

常宣寺で行われる、一村誠也さんによるフルートで、演奏曲は次のとおりです。
トランペット吹きの休日
剣の舞
夢をかなえてドラえもん
大きな古時計
ゲゲゲの鬼太郎
ホラ・スタッカート
アメージング・グレイス
ララルー
チャルダッシュ
10 情熱大陸

2日目 は1ヶ所あたり30分間の演奏で、一村さんの10曲がこの日最多の曲数でした。
「トランペット吹きの休日」と「情熱大陸」は同じフルートでしたが、その他は大きさの異なるリコーダーとオカリナによる演奏でした。
小学校で習う一般的なソプラノリコーダーをはじめとして、リコーダーの種類の中で小さなソプラニーノリコーダー、逆に最も大きなバスリコーダーを用いた演奏で、曲はもちろんリコーダーの音の違いを聞いているだけでも聞き応えがあり、また、演奏場所がお寺の本堂とあって、音の響きがとても感じられました。
「木製のリコーダーを使うと、小学生にズルをしていると言われるので、2,100円で売られている市販のものを使っている」と一村さんはおっしゃっていました。弘法筆を選ばずとはまさにこのことかと、最近コースデビューを目標に、祖父おさがりの古いクラブでゴルフの打ちっぱなしを始めた私には身をもって感じられました。
 
そして、最後はこちら

鹿嶋神社で行われる、祐生カオルトリオによるブラジル音楽の演奏で、演奏曲は次のとおりです。
1 Bonita
2 Dindi
3 Over joyed
4 Lembra de mim
5 Contradanca
6 Galaxy Express 999

私自身、ブラジル音楽を聴く機会自体が初めてで、楽しめるのだろうか?と不安になりながら、鹿嶋神社へ向かったのが正直なところでした。しかし、小畑和彦さんのギター、石川智さんのパーカッション、そして祐生カオルさんの歌+全体の盛り上げに、会場は地球の反対側、ブラジルへ行ってしまったかのような雰囲気でした。
用意されたイスに座れずにカーペットに座って聴く人、会場外のパイプイスに座って聴く人(祐生カオルさんは2階席と表現)など多くの人が集まり、最高な2日目のフィナーレとなりました。
祐生カオルさんは白河市在住で、市内の飲食店で活動をされることもあるそうです。しかし、1年の半分を白河で、残り半分は東京や仙台での活動をして多忙な毎日を過ごされているとのこと。お店での演奏に偶然ばったり遭遇!とはなかなかいかないのかもしれませんが、この楽しい雰囲気が白河で楽しめるとなれば、また違った文化に触れられる良い機会だと感じました。
 
「白河まちなか音楽3Days20242日目は、酒蔵、座敷、蔵、お寺、神社と、普段はそれぞれ別な用途で使われている建物をコンサート会場としており、気づけば音楽を楽しみながら、市内のまち歩きができていました。このような使われ方が、地域の魅力発信の機会や歴史的建造物の利活用の促進につながれば良いなと思いました。

今回は会場に足を運ぶことができなかったみなさんも、演奏者さんが各種ツールで情報発信を行っておりますので、ぜひご覧になってみてください。
YouTubeはチャンネル登録をすることで、更新される度に定期的にセルフ音楽祭が楽しめますのでオススメですよ~!
 


(まちづくり推進係:岩本)

2024年10月17日木曜日

白河まちなか音楽3Days2024 ~2日目~(1/2)

みなさんこんにちは、まちブロです。
本日は、"白河まちなか音楽3Days2024"2日目の様子を2回に分けてお伝えします。
この日(1013)は、3連休の中日。数日前までは雨模様が続いていましたが、カラッとした晴天に恵まれた連休となりました。

お昼を挟むまちなか音楽を前に、まずは駅前イベント広場で開催されていた"しらかわマルシェ"で軽めの食事を。
1ヶ所目の演奏開始まで時間がなかったので、限定のしゅうまいバーガー(二ノ丸茶屋)とす〜う甘酒ぜりー(鈴木糀店)でクイックチャージ!


しゅうまいバーガーは、白河市のご当地バーガー「だるまバーガー」の限定版で、これまで白河実業高校とコラボしたヤンニョムチキンバーガーがありましたが、今回は王王楼さんとのコラボが実現。王王楼さんのしゅうまいといえば、「農産物ブランド 白河しろもの」で2年連続白金認証(第1位)を受賞するなど、白河市を代表するソウルフードの1つです。
今回の限定バーガーも、しゅうまいのジューシーさが若干酸味のあるソースとマッチしていて、とても美味しかったです。二ノ丸茶屋にて期間限定の販売がされていますので、みなさんも機会があれば、ぜひ召し上がってみてください!
 
まったりとしてしまいましたが、早歩きでお目当ての白河まちなか音楽3Daysへ。
 
まずはこちら

大谷忠吉本店さんで行われる、石井勇喜さんによる篠笛で、演奏曲は次のとおりです。
1 荒城の月
2 (中島みゆき)
3 雨谷の鐘 オリジナル曲
4 夕焼け小焼け
5 久慈川のシガ オリジナル曲

篠笛とは、日本の伝統的な横笛で、「篠(竹の一種)」を使って作られた笛のことです。
お祭りなどで使われる笛も篠笛とのことで、先月の提灯まつりでも常に耳にしていましたし、考えていたよりも私たちの生活に身近な楽器でした。
なお、石井さんの説明によると、お祭りに用いられる篠笛はドレミファソラシドが出ないもので陽気な音が鳴り、楽器の篠笛はドレミファソラシドが出ることによって様々な音楽に合うそうです。
演奏された5曲は、誰もがよく知る名曲からオリジナル曲、その他にもファストフード店でポテトが揚がったときに流れるお馴染みのあのメロディーまで。さらに、コンビニエンスストアの入店音なども篠笛で吹いてみるといったサービスもあり、会場は大盛り上がり!
また、オリジナル曲は、いずれも石井さんが住む塙町をテーマにしたもので、長さの異なる笛を曲中に何度も交換しながら丁寧に演奏する姿から、地元を大切にする気持ちが感じられました。
「名曲など大切なものは残るべくして残るもの」と話されていた石井さん。「雨谷の鐘」、「久慈川のシガ」が、これから先も残るべくして残っていってほしいと思いました。
 
2ヶ所目はこちら

旧脇本陣柳屋旅館蔵座敷で行われる、小林亜希子さんによる二胡で、演奏曲は次のとおりです。
1 月亮代表我的心
2 蘇州夜曲
3 黄昏のビギン
4 スカボロフェア
5 ラテン風情
6

続いて演奏される楽器は二胡(にこ)です。二胡とは、中国の伝統的な弦楽器で、2本の弦を持つ胡琴の一種です。小林さんの説明によると、2本の弦は「レ」と「ラ」の音が出るそうで、音程の調整は指の位置や力加減によって行われるそうです。
本邦初公開2曲を含む演奏された6曲も、優しいゆったりとした曲から、アップテンポでキレキレな曲まで、幅広くご披露いただきました。
私は、配布されたプログラムにある「万里の長城杯国際音楽コンクール入賞」という小林さんの経歴が気になってしまい、調べてみると…
万里の長城杯国際音楽コンクールとは、中国で開催される国際的な音楽コンクールの一つで、ピアノ、バイオリン、チェロなどの西洋楽器から、二胡や琵琶などの中国伝統楽器が対象の分野になるそうです。
国際的なコンクールで入賞した経歴をお持ちの小林さんですが、ホームページによると以前は会社勤めをされていて、この入賞をきっかけに奏者へ転向されたとあります。多彩な才能、そして新しい挑戦への決意に脱帽です。
歴史的建造物に合う曲をセレクトしたという小林さん。二胡の音色は人の声に一番近いと言われており、会場の脇本陣蔵座敷が持つ長い歴史を感じさせる雰囲気に調和し、とても癒される時間となりました。

今回は、”白河まちなか音楽3Days2024”2日目前半の様子をお伝えしました。
後半の様子は、次回のまちブロをお楽しみに!


★演奏者の情報はこちらからご覧ください
【石井勇喜】
ホームページInstagramYouTube
【小林亜希子】
ホームページInstagramYouTube
 
(まちづくり推進係:岩本)

2024年10月3日木曜日

SHIRAKAWA 日本酒で乾杯

みなさんこんにちは、まちブロです。
今回は先日、しらかわ観光ステーションで開催された、「SHIRAKAWA 日本酒で乾杯」に行ってきましたので、その様子をお伝えします。

今年で2回目となる「SHIRAKAWA 日本酒で乾杯」は、101日が日本酒の日に制定されており、当日18時の全国一斉乾杯に合わせてイベントを開催するものです。
そもそもなんで日本酒の日が、101日なのか?というところですが、9月に新米の収穫が終わり、10月から酒造りがスタートすることが由来となっているそうです。
今年は101日が火曜日。平日ということで、ゆっくりとイベントを楽しめるかと思い会場に向かってみると
到着した1730分の時点で多くの来場者で賑わっており、コンピエーニュ広場に用意されたガーデンテーブルはほぼ満席の状態でした。
なんとかお目当ての先着100名限定オリジナル枡はゲットできたので、とりあえずの目標は達成です。

もう片面はこんなデザインでした。

到着後まもなく、会場ではオープニングセレモニーの時間となりました。
白河商工会議所鈴木会頭の挨拶の中で、お酒の席では地酒で乾杯をする取り組みを続けているというお話しがあり、お酒を通じて地域がつながる、とても粋な取り組みが印象に残りました。

18時の全国一斉乾杯に向けて、振る舞い酒の配布が始まりました。

今年の振る舞い酒は千駒大吟醸、いつも大変お世話になっております。
市長の挨拶からお言葉を借りると、「お酒に酔い、白河に酔う」準備は完了です。

18
時の10秒前からのカウントダウンがあり…3,2,1

カンパーイ!

会場が一つになったハッピーな瞬間でした。

せっかくの機会なので、振る舞い酒の千駒さん以外の
2蔵元、有賀醸造さん「陣屋」と大谷忠吉本店さん「登龍」もいただくことにしました。

(登龍健児として、ここは外せない。)







また、こちらの有賀醸造合資会社の会社設立100周年&創業250周年記念酒が、1025日に販売スタートになるとのことです。
ダブルでのアニバーサリー、おめでとうございます!そして、これからもますますのご発展をお祈りしております。
詳細はこれから発表されるかと思いますが、こちらも要チェックですね。

本日は、週の序盤火曜日から充実したアフター
5となりました。
ぜひみなさんも地酒で乾杯、やってみてくださいね!
それでは、また来年の「SHIRAKAWA 日本酒で乾杯」でお会いしましょう。

(まちづくり推進係:岩本)

2024年9月17日火曜日

9/28(土)~29日(日)しらかわ台湾夜市in楽蔵

 你好(リーホー)!まちブロです。
 恒例の「しらかわ台湾夜市in楽蔵」の開催が近づいてきました。英語でいうと、Shirakawa Taiwan night- Market in Rakura、略称でSTMRです。(誰も言わないけど)
「そんなの知ってるよ!新聞によく出てる。最近熊本県にできたやつだろ」
「それは、TSMC(台湾セミコンダクター)ですよ。世界最大級の半導体会社」

 え~と、TSMCじゃなかったSTMRですけど、夜市と銘打っていますが、28・29日の両日とも昼12時から19時までの営業時間になりますので、昼市でもあります。
 今回は、新メニューも豊富。パイナップルケーキや酸辣スープ、台湾ウイスキー、焼きビーフン、小籠包、空心菜炒めなど。
 昨年も好評だったダージーパイ、ルーローハン、台湾カステラ、台湾ビール、台湾風たこやき、タピオカミルクティーなどもあります・・・・・こんなに食べきれるだろうか。いや、食べます!
 私は、特に小籠包(ショウロンポウ)推しですね。みなさん、小籠包を口に運ぶところをイメージしてみてください。パク、もち、じゅわーですよ。パク、もち、じゅわぁぁぁぃぅぇぉ。さらに、どうでもよいことかもしれませんが小籠包(ショウロンポウ)≒小四喜(ショウスーシー)みたいな言葉の響きもたまりません。
 夏の疲れが取れない方には「台湾式足つぼマッサージ」がおすすめです。グイグイきます(多分)。
 さらに、28日は洸美-hiromi-さん、29日は洸美-hiromi-さん、つじむらゆみこさんのライブもあります。
 盛りだくさんの内容で楽しめること間違いなし!
 
 余談ですが、わたくし、過去に一度だけ台湾に行ったことがあります。その時に士林(シーリン)夜市というのに出かけてきました。ありがたかったことは、メニューの字をみれば大体何の食べ物か想像がつくところ。次の字から何の食べ物か想像がつきますか?
 (初級編)
 水餃→水餃子 炒麺→焼きそば (このあたりは、わかりやすいですね。)
 (中級編)
 芒果冰→マンゴーかき氷 雞肉飯→鶏肉の混ぜご飯 (なんとなくわかると思います。) 
 (上級編)
 下水湯→モツのスープ (あんまり飲みたくないなぁ(笑))

みなさん、「飲んで、食べて、唄って(←ほどほどに)」一緒にしらかわ台湾夜市を楽しみましょう!

(まちづくり推進係:剛)

2024年9月9日月曜日

白河提灯まつり もっと面白く ~その3~

みなさんこんにちは、まちブロです。
本日は、「白河提灯まつり もっと面白く」の第3回目(祭礼3日目)の投稿です。

※「白河提灯まつり もっと面白く」とは?
まちブロをご覧のみなさんにより提灯まつりを楽しんでいただけるよう、全3回で3日間の提灯行列コースをご紹介するものです。

シリーズ化しました本投稿もついに最終回(最終日)です。
ブログを書いている現在、まだまつりは始まっていませんが、すでにまつり最終日まで来てしまった気分。あぁ、今日(今回)が終われば、まつりもあと2年後か。
さぁ最終日、気合いを入れていきますよー!

こちらは出発地点の向寺。

それではみなさん、今回は最初からあの掛け声でいきましょう。
「ヤー、ヤー、ヤー!」

国道294号線白河バイパスが開通し、周辺の道路は6年前と大きく変化しましたが、提灯まつりは変わらずこちらの道路を出発し、田町大橋を渡ります。
また、写真右奥に見えるのが、新しくできた小峰大橋です。この小峰大橋の街灯ですが、形状がスマートだからか、都会の大きな橋を走っている感じがして、個人的にはこの道を通るときはプチ旅行気分を味わっています。
田町町内に入り、こちらには「通り抜け禁止」の表示がありますが、まつりの行列は旧田楽食堂さん前の道を進みます。
また、こちらの道には当時の道幅の白線が一部残っていますが、この細い道が以前のメイン道路でした。向寺・田町に一部残る旧道が、今でもそこに来れば一瞬だけ昔にタイムスリップできる、そんな場所なのかもしれません。

東北本線のガード下をくぐり、横町へ。
ここから鹿嶋神社へ行くときに、車であればこの先の交差点を左折するのが一般的ですが、まつりの行列は宮本(桜町)の御旅所(おたびしょ)を経由しますので、ここは直進します。

横町には、豆腐屋・ラーメン屋が
2軒、さらにはチェーン店のお弁当屋さんが昔はあったな〜と考えてお腹が減ってきたところで、2日目も通った本町四辻に到着です。

今日はここを左折し、年貢町方面へ。

白河ではだるま市が有名ですが、年貢町の消防屯所脇から龍蔵寺までの通りでは「だんご市」という催しもありました。狭い通りに露店がびっしりと並んでいて、コンパクトながらも雰囲気が良く、当時子どもの私には迷子にならないことで安心して楽しめた記憶があります。

年貢町町内を進み、宮本の御旅所
(おたびしょ)へ。

今日はここで終わりではなく、最終日の終点、鹿嶋神社まで参ります。
ここでお決まりの掛け声で気合いを入れ直します。「ヤー、ヤー、ヤー!」

桜町町内を進み(ここであすなろ食堂さんの看板に食欲をそそられる)

宗祇戻しのY字路を左折しますが、ここで大谷菓子店さんのサトウパンの大ファンである私はここでノックアウト。
※幸い早朝で開店前だったため、なんとか取材を続けられそうです。

その後、通りを抜けて鹿島通りへ

続いて、白河総合運動公園(中田の運動公園)前へと到着しました。
ここは露店チャンス到来です!
露店グルメを片手にいきましょう、「ヤー、ヤー、ヤー!」
※当日露店の出店がなかった場合はご容赦ください。

行列は多くの観客に見守られながら、ラストスパートへ
そして、阿武隈川の渡河に進みます。
根性論は令和の時代に合わないと承知の上ですが、ここからは完全に気力との戦いです。
なんとか川を渡ることができ、

ついに行列は、鹿嶋神社の参道へと入ります。

太鼓橋、

随神門(ずいしんもん)

そして、終点の本殿前へ到着です。

力の限りに「ヤー、ヤー、ヤー!」


阿武隈川から鹿嶋神社本殿前までは、一番しんどいところですが、振り返れば一瞬で、やりきった後のこの上ない達成感は何にも代え難いものがあります。

また、まつり期間中は、これまでお伝えした夜の行列に加え、
2日目と3日目は昼に総町渡御が行われます。
総町渡御とは、夜は横町・田町、大町のみが担ぐことができる鹿嶋神社の神社神輿を各町が運ぶもので、夜とは違った儀式まつりの雰囲気を楽しむことができます。

以上、
3回にわたった「白河提灯まつり もっと面白く」シリーズはこれにて終了となります。
書き終わった筆者にはすでにある程度の達成感がありますが、まつりの本番はこれからです。
913日から15日は、6年ぶりの本格開催を担う各町の勇姿をぜひ会場でご覧ください。

それでは、この長文を最後までご覧いただいたみなさんと、最後は白河提灯まつり定番の(全町)お手打ちで締めたいと思います。
よーお、シャン・シャン・シャ・シャン の シャン!

(
まちづくり推進係 岩本)