2021年4月30日金曜日

蔵の博物館 結城素明の企画展に行ってきました!

こんにちは。まちブロです。 

本日は、二番町にある藤田記念博物館のリニューアルオープンを記念して開催されている「結城素明-春の花鳥画の世界-」にお邪魔してきました。

この博物館は、かつて醸造業を営んでいた旧藤田家の敷地内にある蔵を改修したもので、今月リニューアルオープンしました。

店舗や住居、蔵座敷として使われていた建物群を総称して「藤屋敷」と呼び、歴史まちづくり法に基づく市の「歴史的風致形成建物」に指定されています。

 


 

 



 

 

[とても立派な建物です]


すぐ隣の旧店舗は複合商業施設として活用されていて「故郷だいにんぐ まるよし」さんと、オープンしたばかりの「アロマ&ウェルネスサロンMelissaメリッサ☆」さんがあります。

 


 

 

 

 

 



結城素明とは・・・?
館長の佐川さんに結城素明さんについて説明をしていただきました。

 





 


 

 

佐川さん「それでは、青戸さん」

青戸「!?は、はい!」  



 

 

 

 

 

 

 

 

佐川さん「西郷隆盛と勝海州の江戸開城の談判絵画は知っているでしょうか?」

青戸「はい。教科書にも載っている有名な絵ですよね。」
 
佐川さん「そうです。では、この話し合いが行われた場所はどこでしょう?」
 
青戸「え...と。池田屋です...。」

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

佐川さん「全然ちがいます。」 

青戸「すみません。まったく知らないです。」
 
佐川さん「池田屋は坂本龍馬が暗殺された場所ですね。これは江戸の薩摩藩邸です。あの絵画を描いたのが結城素明なんです。」
 
青戸「知りませんでした!すごい方なんですね。」
 
みなさんも一度は目にしたことがある、江戸開城の際の西郷隆盛と勝海州の交渉を描いた絵。それを書いたのが結城素明さんなのだそう。
 
素明さんの絵が素晴らしいのはもちろん、とにかく佐川さんの説明は分かり易くて面白いです。私でもどんどん引き込まれてしまいます。 

また、普通の美術館では作品がガラスケースなどに入っているのに対して、藤田記念博物館では間近で作品を見ることができます。掛け軸や屏風を近くで見てみると意外な発見があり、つい見入ってしまいます。 

 今年のゴールデンウィークも遠出は難しそうですよね。でも、それは来年に置いておいて、今年は作品が間近で見られるまちなかの博物館へ足を運んでみてはいかがでしょうか?
 

 
藤田記念博物館リニューアルオープン記念
春の企画展
結城素明 -----花鳥画の世界-----
2021年4月15日(木)~5月5日(水)
開館時間:10時~16時
入館料 :一般…500円
     高校生…300円(小中学生無料)
 


(まちづくり推進課 青戸)



2021年4月23日金曜日

まちブロリレー 〜ふれあい人情旅〜#1

こんにちは。まちブロです。

あのお店、入ってみたいけど、どんな人がやっているんだろう?ちょっと勇気がいるな…。このような経験ありませんか? 本日より、「まちブロリレー 〜ふれあい人情旅〜」と題しまして、市内で活躍する方達にインタビュー形式で迫ります。

みなさんは古民家カフェ『EMANON』(エマノン)さんをご存知でしょうか?コミュニティカフェとして、高校生を中心に地域の人の交流の場所となっており、メディアにも多く取り上げられています。 

 
詳しくはEMANONさんのホームページをご覧ください
⇒⇒⇒https://emanon.fukushima.jp/  


 

 

 

 

 


 
 

 

記念すべき第1回目は、今年、東京の大学を卒業しEMANONでお仕事をされている那須綾乃さん(那須さんですが、生まれも育ちも東京だそうです。)、EMANON代表の青砥和希さん(漢字は違いますが私の苗字も青戸です笑)、にお話しを伺いました。 

 



 

 

 


 

 

 

 

 

↑↑↑那須綾乃さん

 

青戸「那須さんは大学を卒業されて4月からEMANONでお仕事をされていますが、そのきっかけを教えてください」
 
那須さん「大学生の時、きっかけ食堂というNPO法人で東北の魅力を首都圏に発信する活動をしていました。その活動を通して、大学の実習でよく訪れていた宮城県の南三陸町で「高校生が地元の魅力にもっと気が付けるような、地域の人たちが交流できる場所を作りたい!」と思うようになりました。大学4年生になって就職活動をしているときに、きっかけ食堂の方にEMANONを紹介されて、まずはここでいろいろ勉強をしたいと思いここで働くことにしました。」
 
青戸「それ以前に白河に来られたことはあったのでしょうか?」
 
那須さん「はい。きっかけ食堂が企画しているツアーで白河を訪れたことがあって、良いところだなという思いはありました。」
 
青戸「東京のご出身とのことですが、移住という選択に迷いはありませんでしたか?」
 
那須さん「正直、白河に住もうとは思っていませんでした。ただ、1月からこちらで学生インターンという形で住みながら働いていて、白河の魅力にハマってしまいました。」
 
青戸「那須さんから見た、白河の魅力とは何でしょうか?」
 
那須さん「まだ、4か月しかいないんですけど、とにかく食べ物が美味しいのと、様々な活動ができる場所があることですね。白河は一人一人の方がとてもユニークで、自由きままに生活をしている印象があります。」
 
青戸「なるほど。食べ物が美味しいとのことですが、特に好きな食べ物はありますか?」
 
那須さん「有賀醸造さんの『陣屋』と大島屋さんの『さしこん』ですね。とても美味しいです!」
 
青戸「それでは、代表の青砥さんから見た那須さんの印象について教えてください。」
 
青砥さん「まるごと白河に来る人はなかなかいないですよね。そこが良いですね。私は他の人が白河を外から見たときに、常に新しいことをしている街、おもしろい街だと思われてほしいんです。那須さんには今の白河にない、おもしろいものを届けてほしいと思っています。」 

 


 


 
 

 

 

 

 

 

青戸「最後にお二人の夢を教えて下さい」
 
青砥さん「ユースカウンシルという若者議会をしたいと考えています。若者の実現できることを実現、やりたいことを実現しようというもので、EMANONをその拠点にしたいと思っています。」
 
那須さん「私は将来、南三陸町にEMANONのようなカフェを作りたいです。地元の人ほど地元の魅力に気づけていないと思っています。なので、EMANONのような高校生と地元の人が交流して、南三陸の高校生に町の魅力を知ってもらえるようにしたいです。いまは自分自身、EMANONで勉強をして、、、まずは白河で革命を起こします!」 

 


 

 


 
 
 
 

 

 

 

【イベント情報】
今回インタビューをした那須さんが企画・運営をするイベントが開催されます!
興味ある方はぜひチェックしてくださね! 

 


 

 


 
 

 

 

詳しくはこちらのURLをクリック
https://emanon.fukushima.jp/ringosnack/
 
(まちづくり推進課 青戸) 


 


2021年4月2日金曜日

【満開】ソメイヨシノも綺麗だけれど…。

みなさん、こんにちは。まちブロです。

今年もいよいよ桜の季節がやってまいりました。

暖かい日が続いて全国的に桜の開花が早まっていますが、ここ白河市でも例年より早く桜が見頃となっております。


小峰城の桜は満開です!お花見と言えば、青い空に満開の桜!ですが…

残念ながら今日(4月2日)は曇りで少し肌寒かったです。(>_<)

そんな寒空の下でしたが、家族連れの方が多く、子どもたちがたくさん遊んでいました。



階段に少し疲れる自分に「革靴だからしょうがない」と言い聞かせながら歩くと、お城の目の前に到着です。


ここで異変に気がつきました。


みなさんはお気づきでしょうか?この景色の違和感に。

花がまったく咲いていない木がありますよね?「枯れちゃったの?」「もしかして桜じゃない?」ツーリズムガイド白河の佐藤さんにお聞きしました。

 ・・・「あの木はなんですか?枯れてしまったのでしょうか?そもそも桜なのでしょうか?」

佐藤さん「あれは山桜です。ソメイヨシノやしだれ桜に比べて時期が遅いんです。」

だそうです。調べてみるとソメイヨシノは全ての木が同時に満開に咲くのに対して、ヤマザクラは木によって満開になるタイミングがバラバラなのだそう。小峰城のヤマザクラはいつ満開になるのでしょうか。佐藤さん曰く「それは木に聞いてみないとわからない」とのことです。

 ソメイヨシノも綺麗ですが、ぜひ小峰城のヤマザクラにも注目してみてくださいね!ぜひ満開のタイミングで訪れてみてください。お待ちしています!


 落ちた花びらも綺麗です。

(投稿者:まちづくり推進係 青戸)