こんにちは。まちブロです!
今回は、白河を代表する伝統行事「白河提灯まつり」の最終日(21日)の夜、幻想的な提灯行列をレポートします。
白河提灯まつりは、「日本三大提灯まつり」の一つにも数えられる鹿嶋神社の例大祭です。2年に1度、9月中旬に3日間にわたって開催され、夜には旧奥州街道を舞台に、各町内の提灯行列が神輿を送迎する「神輿渡御(みこしとぎょ)」が行われます。
公式サイトによると、現在は21の町内が参加しているとのこと。電灯とはひと味違う、油紙を通したあたたかく神秘的なともし火が連なる姿は、まさに「光の芸術」です。
そんな市内が幻想的な光に包まれた美しい様子をお伝えします。
実は今年、初の試みとして最終日の提灯行列が「小峰城」から出発するとの事で、まだ日が暮れきらない夕暮れ時、郭内で厳かな雰囲気に包まれながら進む行列を見ることができました。
そのまま行列を追いかけていくと、田町と横町の境にある高架下をくぐり抜ける神輿の一団を発見しました!
コンクリートでできた現代の無機質な高架と、約370年の伝統をまとうあたたかな提灯、そして厳かな神輿。この新旧が融合したミスマッチな組み合わせが、なんとも不思議で興味深い光景を創り出していました。
だんだんと日が落ちて、提灯の明かりが鮮やかに引き立ち始める頃、行列は年貢町や桜町の商店街の通りへと入っていきました。
歴史的な趣を残す建物の前を通り過ぎる姿は、さながら時代劇のワンシーンのよう!
暗闇の中に浮かび上がる提灯のあたたかい光が本当に幻想的で、まるで物語の世界に迷い込んでしまったかのような、特別な雰囲気を味わうことができました。
提灯行列はただ静かに並んで歩くだけではなく、神輿を激しく揺らしながら練り歩く「神輿もみ」が行われたり、先達(せんだつ)の大きな提灯が高々と夜空に掲げられたりと、迫力のある光景も繰り広げられます。
次々と見どころが現れるので、時間が経つのも忘れて、見ていて飽きることがありません。
そのまま進み、中田を通り過ぎると、いよいよ阿武隈川に突き当たります。
この日は残念ながら、接近する台風の影響で渡河の雄姿を観ることはできませんでした。
しかし、その代わりに架かる橋の上に美しく連なる提灯行列という、普段は見られない姿を見ることができました。
帰り道には、大役を終えたばかりのお囃子の子どもたちをみんなで労う温かい光景にも出会えました。
この日のために長い間一生懸命に練習を積んできた子どもたちに拍手が送られている姿を見て、400年近く続く伝統の灯りはこうして次の世代へと大切に紡がれていくのだなと実感しました。
拙い文章と写真ではありますが、少しでも白河提灯まつりの伝統や、幻想的な雰囲気が皆さまに伝われば幸いです。
次回の提灯まつりは、2年後の2028年に開催される予定です。
3日間にわたる見どころ満載のお祭りですが、夜の提灯行列だけでも十分に足を運ぶ価値があります。ぜひ皆さまも、秋の夜長のお散歩を兼ねて、この美しい光の芸術を体感しに出かけてみてくださいね。
(歴史まちづくり係 山田)










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