2015年2月26日木曜日

白の使者たち


みなさん、こんにちは。まちブロです。

朝の鹿島橋を渡っていたところ、阿武隈川に浮かんでいる白い集まりを見つけました。
写真中央から右上、川岸寄りに、白い点々が。

近づいてみると、白鳥の群れです。

こちらに気付くと寄ってきました。

近くで見ても美しい白です。それに大きい!
本市で白鳥飛来地というと、表郷の大池が知られていますが、街なかにも飛来します。
鹿島橋近くのほか、小峰城のお堀などにも来ます。

白鳥にもいくつかの種類があり、日本には、冬を越すためにオオハクチョウやコハクチョウが飛来するそうです。
オオハクチョウの方が大きいのですが、実際に見ると、大きさだけでは判別しにくいです。
分かりやすいのは、くちばしの色による違い。
くちばしにある、鼻孔の先まで黄色いのがオオハクチョウ、鼻孔の手前まで黄色いのがコハクチョウだそうです。
この一羽はどちらなんでしょう?素人目には難しい個体もいます。

灰色の白鳥も3羽ほどいました。まだ幼い白鳥はこうした色です。

くちばしから判断すると、上の写真に頭が写っている3羽は、オオハクチョウです。

白鳥は、家族単位や群れで行動し、その絆が強いことが知られているそうです。
一つの群れと思っていましたが、いくつかの家族が集まっているのかもしれません。
ここに来ている群れが、実際にどんな構成なのかは分かりませんでしたが、みんな仲良く集まって行動していました。

昨年はもっと早く、2月中旬までには来ていた気がします。
今年は遅めの飛来でしたが、ゆっくり羽を休めていってほしいです。

彼らが飛び立つと、いよいよ本格的な春の到来です。


(投稿者:企画係 藤田香)

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