2016年8月1日月曜日

まちブロぶらり一人旅!! in 深川エリア

こんにちは、まちブロです。

さて、去る726日、白河を離れ、
東京都江東区の深川エリアを散策してまいりました。
実は前日には、清澄白河(きよすみしらかわ)で行われた
地元住民主催の交流型イベント「コウトーク」に参加してきました。
コウトークは、今回で7回目のようですが、ゲストスピーカーの
方々の興味深いお話を中心に、清澄白河の魅力を広めていこう
とする皆さんの熱気がひしひしと伝わってくる素晴らしいイベント
でしたよ。
清澄白河は、今年2月にアメリカの人気コーヒーショップ
“ブルーボトルコーヒー”が日本初出店の地に選んだ場所で、
近年オシャレなカフェが急増しているそうです。
コウトークの会場となった「iki」さんも、オシャレだったなあ

コウトークが夜のイベントでしたので、その日は東陽町駅前の
ホテルに泊まりました。
今回の散策は、清澄白河の名前の由来に、我が「白河市」が
関係していることを踏まえ、下町の歴史・伝統・文化を肌で
感じてくることが目的でした。このため、コーヒーショップには
行っていませんのでご勘弁を

さて、前置きが長くなりましたが、
いよいよ深川エリアの散策スタートです!
都営バスを使えばスイスイ移動できるのですが、まちブロ何を思ったか、松尾芭蕉さんを見習い自分の足で歩くことを決意!
宿泊先が東陽町だったので、まずは近場にある都立「木場公園」へ
行ってみました。
広大な面積に圧倒されましたが、住民の憩いの空間として愛されているのだろうなと感じました。また、イベント広場やバーベキュー広場、木場大橋などがあり、様々な活用がなされているのだろうなと思いました。
まちブロ、園内を一周した時点でもうヘトヘトでした。

次は、江戸時代に建立された「富岡八幡宮」を目指します。
江戸三大祭りの一つに数えられる「深川八幡祭り」でも有名ですよね。
道中、「木場親水公園」がありました。こうした空間は重要だと思います。小さなお子さんも大満足ですね。
歩きつかれた頃、富岡八幡宮に到着です。
境内には、「日本一の黄金神輿(みこし)」が展示されていました。
我が白河にも「白河提灯祭り」があるため、神輿は見慣れているの
ですが、日本一の大きさにはビックリでした。
富岡八幡宮は、江戸勧進相撲発祥の地とも言われているそうで、
「横綱力士碑」や「大関力士碑」もありました。
江戸時代の測量家・伊能忠敬の銅像もありましたよ。
次は、お隣にある「深川不動堂」を目指します。
門前の参道「人情深川ご利益通り」には飲食店や和菓子店が
立ち並んでいて、仲見世らしい活気のある風情が楽しめました。
深川不動堂は、「深川のお不動様」として親しまれていて、
千葉県成田市の大本山成田山新勝寺の東京別院だそうです。
東京都内の開運パワースポットとしても有名ですよね。
まちブロが到着した頃、午前11時から護摩祈祷がはじまるようでした
ので、参列させていただいました。
祈祷や火加持が大迫力で、とても貴重な体験ができました。

歩き疲れたので、さすがに清澄白河までは地下鉄で移動することに
します。近くの門前仲町駅を目指します。
途中の案内板もわかりやすいですね。深川エリアには、こうした案内
板が要所にあるため、初めて行った方でも迷子にはなりませんね。
駅に到着すると、急にお腹がすいてきました。
深川といえば「深川めし」ですよね!でも、まちブロ何の予備知識もなく、目に入ったお店に速攻で入っちゃいました。

深川めしとは、深川の漁師たちが仕事の合間に食べる賄い飯であった「ぶっかけめし」がルーツのようですが、現在は、炊き込みご飯やオリジナルの深川めしなど、バリエーションが広がっているようです。
まちブロの入ったお店は、「あさり蒸篭飯」が人気のようでした。
腹ごしらえも済み、清澄白河駅まで移動しました。
清澄白河を訪れたからには、まず我が白河の藩主でもあった「松平定信」の墓参りに行かねばなりません。ということで、定信公が眠る「霊厳寺(れいがんじ)」を目指します。駅からすぐのようですね。
途中、あちこちに「白河」の文字が 何かうれしいですね。
公衆トイレも街並みにフィットしていますよね。
霊厳寺に到着です。これが定信公のお墓ですね。
私のご先祖様ではありませんが、なぜか身内の墓参りに来たような気がいたしました。

次は、都立「清澄庭園」を目指します。清澄庭園は、三菱グループの創始者・岩崎太郎(いわさきやたろう)が造成した、明治時代の代表的「回遊式林泉庭園」だそうです。
全国各地から収集された名石や広大な泉水池が見事です。
大小の島や磯渡りも風情がありましたね。
四季折々の表情が楽しめる清澄庭園、都内屈指の名園と言われているのも頷けますね。
園内には、「おくのほそ道」の紀行文で知られる松尾芭蕉の有名な句碑もありました。
「古池や かはづ飛び込む 水の音」

まちブロ、園内を歩いていると、なぜか我が白河の「南湖公園」の情景が目に浮かんでまいりました。南湖公園も四季折々で表情が変化する名園だからでしょうか

清澄庭園を後にし、駅方面に戻ります。
駅前には、「地下自転車駐車場」がありました。地下を活用したまちづくりという発想は、都市部ならではですよね。我が白河には見当たりません。
さあ、次はどこへ行こうか。江東区観光マップを広げてみると、
大事なことに気が付きました。
清澄庭園に句碑があった、あのお方を忘れてはなりません。
我が白河でも馴染み深い、松尾芭蕉さんです!
ということで、芭蕉を訪ねて「芭蕉記念館」を目指します。
芭蕉は、延宝8年(1680年)、それまでの宗匠生活を捨てて江戸日本橋から深川の草庵に移り住んでいます。このため、芭蕉ゆかりの地である江東区は、昭和56年に芭蕉記念館を開館したそうです。
まちブロ、芭蕉の歩いた軌跡を目の当たりにし、彼の残した偉大な業績を改めて感じたところであります。また、館内には江戸時代の俳文学の資料も展示されていて、とても勉強になりました。

芭蕉記念館を後に、駅を目指します。最寄りは「森下駅」です。
時計に目をやると、既に午後3時目前。そろそろ帰りの途につかねばなりません。ということで、まちブロのぶらり一人旅もここまで。

さてさて、今回は江東区清澄白河を中心に、いわゆる「深川エリア」を散策しましたが、江戸の歴史や文化を残した下町情緒あふれる街並みは、都会の喧騒を離れ、とても居心地が良いものでした。また、由緒ある神社仏閣が多いこの地は、地域住民の誇りであり、宝であると感じました。
それと同時に、我が白河の情景と重なる部分が多かったことから、白河市の良さを再認識することができました。
今後も、機会があれば、いろいろなまちを散策してみよう、そう心に誓うまちブロでした。

(投稿者:事業推進係 鈴木亮)

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