2014年11月12日水曜日

早稲田大学大学院有賀研究室

みなさん、こんにちは。

今回は、早稲田大学大学院の有賀教授から、「白河市のまちづくりを学生たちの参考としたい」という、大変ありがたいご提案をいただき、日夜研究に取り組んでいる大学院生の皆さんと交流する機会がありましたので、その様子をお伝えします。

来てくださったのは、早稲田大学大学院 創造理工学研究科 建築学専攻の有賀隆教授と、24人の大学院生です。

今回、お声がけくださった有賀教授です。(イケメン!!)
白河市では「歴史的風致維持向上計画協議会」会長や「景観審議会」委員など、本市の歴史まちづくり、景観まちづくり、中心市街地活性化の各分野で深く関わっていただいております。

現地視察は、学生のみなさんが独自に街なかを歩き、まちづくりの現場を実際に見て回るとのことで、市では座学形式で本市の取組み紹介や質疑応答の時間を設けました。

説明を始める前に、窓から見える中心市街地を眺めながら、取組み実施箇所の位置関係を紹介しました。

会場とした本庁舎の正庁からは、白河駅前が一望できます。

続いて、プレゼン形式により、本市の概要、歴史的・文化的資源、中心市街地活性化、歴史まちづくり、景観まちづくりなどについて説明しました。
歴史まちづくり係の近藤係長による説明を、皆さん真剣に聞いていました。

説明後の質疑応答の様子です。
質問をしている学生の方は、中国からの留学生だそうです。

歴史まちづくりだけでなく、中心市街地活性化や景観まちづくりに関する質問も多数いただきました。

有賀教授は、「計画に位置付けられただけで、空き地にしか見えない場所でも、10年後には何かができている。そういった、計画と現場のリアル感や、そこにある時間感覚を意識して現場を見てほしい。そして、実際に足を運んだ先で、自分の目で隠れた資源を見つけてほしい」と学生の皆さんに語りかけていました。
私たちも自身の現場をあらためて意識させられるコメントでした。

将来、建築設計やコンサルタント、行政などの専門家となっていく皆さんにとって、今回の機会が、何か良い刺激になればと思います。

(投稿者:企画係 藤田香)

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