2014年10月17日金曜日

丹羽長重廟

こんにちは

今回は、去る10月3日に行われました丹羽長重廟の修復工事
竣工記念式典の模様を報告します。

丹羽長重(にわながしげ、1571年~1637年)は、我が白河藩の初代藩主で、小峰城の大改修や、城下町の改修、整備などを行い、現在の白河市街地の基礎を造ったといわれております。

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丹羽長重公の霊廟が、白河市円明寺の小南湖(しょうなんこ)にあります。
それでは、式典の報告の前に、工事の概要を簡単に紹介します。

丹羽長重廟(修復前)
霊廟は今から約180年前の1836年に建てられたものです。
経年による劣化と震災の影響でかなり腐朽が進んでいました。

建物の床板と縁を撤去した状態
土台の木材と柱が腐っています。
修復工事では、建物をジャッキアップして基礎や土台を新しいものに交換しました。
ジャッキアップ完了ー
腐食した柱を切り落として
新しい柱材を継ぎます。「根継」といいます。
根継して土台を交換しました。
このほか、壁紙の交換や、破損していた建具の補修などを行いました。
修復完了
(この写真だけ見るとあまり変わってない印象がありますが、しっかりと修復しています。)

さて、式典の様子です。まず、式典に先がけて開眼法要が行われました。今回の工事に着手する際、霊廟から魂を抜く儀式を行っていたので、今度は魂を戻す儀式です。
続いて式典が行われました。
丹羽家の子孫の方にもご出席を賜り、市長挨拶、来賓祝辞、事業紹介のあと、建物の見学会が行われました。

丹羽長重廟は、白河市の重要文化財に指定されており、小南湖も「白河藩大名家墓所」として白河市の史跡に指定されています。
また、この2つは、8月1日のブログでも紹介した「歴史的風致形成建造物」にも指定されており、今回の工事は歴史的風致維持向上計画にもとづいて行われた事業です。
小南湖には、初代藩主 丹羽長重のほか、7代藩主 松平直矩(なおのり)、8代藩主 松平基知(もとちか)などの墓所もあり、自然がとてもきれいなところです。
丹羽長重廟の修復に続き、今後は、小南湖の園路や湖沼の整備を行っていく予定です。
これからは紅葉が綺麗な時期ですので、みなさま、ぜひお立ち寄りください。

(投稿者:歴まち係 冨山和章)

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